Holy India Empire
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  ブラフマーの会話 Brahma Village







ブラフマー








 ワシの名はブラフマー。この世界を造り出した創造神じゃ。シヴァやヴィシュヌと共に、ヒンドゥー教の三大神の一人、なんて言われることもあるが、ワシはあいつらが生まれる前から世界を管理しとったんじゃ。ワシが一番偉いんじゃぞ。ん、お主はこの国の者ではないな?なんと、日本からわざわざワシのところへ来たのか。感心、感心、近頃はそんな骨のある信者はインドにもそうおらんぞぃ。

 何?ワシ自身はどうやって造り出されたのか?ふぉっふぉっふぉ、ワシはワシ自身でこの世界に生まれ出たのじゃよ。どんな風に生まれ出たかを説明するにはちと骨が折れるがな・・・とにかくワシは手品のように何もない空間にポンッと現れたんじゃよ。信じられない?バカモノ、ワシは神様の中の神様じゃ、何だって可能なんじゃよ。

 おっと、こんな押し問答にかまっている暇はないんじゃった。ワシの元へ届いておる大量の手紙を読まなければならんのじゃ。何の手紙かって?お主、よっぽど知りたがりなんじゃなぁ。これはワシの信者からのファン・レターじゃ・・・というのは冗談で、ワシに対する自分勝手なお願いや、ワシが造り出した世界に苦情やら文句やらクレームやらを送って来るのじゃよ。普段はワシを差し置いて、シヴァやらヴィシュヌやらに祈りを捧げておるのに、いざつまらんことが起きると全部ワシのせいにしてな。ほれ、日本からもたくさん届いとるぞ。いったい、今の日本はどうなっとるんじゃ?お主も少し見てみるか?

 
どうしますか?
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