◆不思議な宝石◆
 アシュヴァッターマンの頭には、不思議な宝石がついていた。その宝石を身に着けた者は、どんな敵にも、どんな災害にも、どんな飢えにも悩まされることがないと言われていた。その宝石をパーンドゥ側に渡すことによってアシュヴァッターマンは敗北を認めた。

 その宝石は晴れて王となったユディシュティラの王冠を飾った。