タキシラはガンダーラ最大の遺跡群。数多くの仏教遺跡と都市遺跡からなる。中でももっとも重要なのがこのダルマラージカ・ストゥーパ。紀元前3世紀頃に造られた。
山の上にある仏教大学、ジョーリアーン。ストゥーパと僧院から成っており、ストゥーパの基壇にある彫刻は見事。
シルカップ。バクトリアのギリシア人が造ったといわれる都市遺跡。紀元前2世紀から紀元後1世紀の間、この周辺を支配した王朝の首都として栄えた。都市の真ん中には大通りが敷かれ、その両側に建物が並んでいる。また、シルカップの南には小高い丘があり、その上に寺院がある。これはギリシア型都市に特徴的なアクロポリスであると考えられる。