宇宙には無数の星がありますが、インド神話の中で重要なのは上の９つです。左から、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、蝕星、彗星です。この９つの星は「ナヴァグラハ」と呼ばれて、神格化されています。順に、スーリヤ、ソーマ、ブダ、シュクラ、マンガラ、ブリハスパティ、シャニ、ラーフ、ケートゥという名前の神様となっています。 　ナヴァグラハは人間の生活に大きな影響を持つと考えられており、黄道１２宮と合わせて占星術や暦の計算に用いられます。下にそれぞれの星の特徴をまとめてあります。

星		神様の名前	象徴	色	宝石
	太陽	スーリヤ	身体	紅色	ルビー
	月	ソーマ	精神	真珠色	真珠、ムーンストーン
	火星	マンガラ	闘争	赤色	珊瑚、ガーネット
	水星	ブダ	知性	緑色	エメラルド
	木星	ブリハスパティ	信仰	黄色	トパーズ、黄サファイヤ
	金星	シュクラ	愛	白色	白ダイヤモンド、白サファイヤ
	土星	シャニ	気質	黒色	青サファイヤ、ラピスラズリ
	蝕星	ラーフ	前世	灰色	サファイヤ
	彗星	ケートゥ	前世	まだら	キャッツアイ