Holy India Empire
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  インド系CDコレクション Brahma Village




---インド風ポップ---

CD名  Wonderwall Music
邦題  不思議の壁
アーティスト名  George Harrison
邦名  ジョージ・ハリスン
レーベル  東芝EMI株式会社
製造年/製造地  1992/日本
購入地  東京

 ジョージ初のソロアルバムにして、ビートルズ初のソロアルバム。しかもビートルズが造った会社、アップル・レコードがリリースした第1弾レコードもこれだし、エリック・クラプトンとビートルズ・メンバーが初共演したのもこれが初めてである。というわけで、初初づくめの記念碑的CDなのだが、あまり世間に存在を認知されていない。ビートルズ・ファンですら、このCDの存在を忘れかけている人がいる。一応このCDは同名の映画「Wonderwall」のサウンド・トラックとして制作されたのだが、ジョージのインド音楽趣味が最高潮に達したCDでもあり、ジョージを語る上で欠かせないCDであることは明らかである。
 サウンド・トラックということで、全曲インストロメンタルである。しかも、様々なインドの楽器が登場する。もちろんシタールやタブラーもふんだんに使われている。どちらかというとインド音楽を西洋的に味付けしたような感じだ。8曲目のSki-ingは、前述の通り、ギターをエリック・クラプトンが、ドラムをリンゴ・スターが、そしてシタールをジョージ・ハリスンが演奏している。でも、そんなにいい曲ではない。ビートルズ・ファンかつインド音楽ファンの人にオススメ。

CD名  ANANDA SHANKAR
邦題  アナンダ・シャンカール
アーティスト名  Ananda Shankar
邦名  アナンダ・シャンカール
レーベル  ワーナーミュージック・ジャパン
製造年/製造地  1998/韓国
購入地  東京

 強力オススメCD。アナンダ・シャンカルとは、ラヴィ・シャンカルの兄、ウダイ・シャンカルの息子である。ということはラヴィの甥にあたる人物である。そのアナンダのデヴュー・アルバムがこのCDである。アナンダは、インド音楽とサイケデリック・ロックとジャズを融合させた新しい音楽を追求した人だ。このCDは70年に発売されたレコードの再発盤で、一部ではけっこう話題になっているようだ。
 まず面白いのは、1曲目のJumpin' Flashと3曲目のLight My Fireだ。前者はローリング・ストーンズ、後者はドアーズの名曲である。どちらもメロディの部分をシタールでなぞっただけのような感じなのだが、意外とかっこいい。しかしアナンダの真価はアルバム後半に凝縮されていると思う。特に8曲目のRaghupatiは素晴らしい。

CD名  Walking On
邦題  ---
アーティスト名  Ananda Shankar
邦名  ---
レーベル  Real World Records Ltd.
製造年/製造地  1999/EU
購入地  東京

 REALWORLDというレーベルが出しているアナンダのCD。上のアナンダのアルバムに比べると精彩に欠けると言わざるを得ない。なんか格闘ゲームのBGMみたいな曲が多い気がする。これがアナンダ・シャンカルの最後の作品だと記憶している。アナンダ・シャンカルを知ろうと思ったら、上のアルバムをまず買うべきだろう。

CD名  Global fusion
邦題  グローバル・フュージョン
アーティスト名  L.Subramaniam
邦名  L.サブラマニアム
レーベル  Real World Records Ltd.
製造年/製造地  1999/EU
購入地  東京

 インド人バイオリニスト、ラクシュミナラヤーナ・サブラマニアムの作品。「グローバル・フュージョン」とは、世界の様々な地域の音楽、楽器を使って、音楽の世界共通性により地理的、政治的な障壁を乗り越えようというものらしい。だから、このアルバムにはバイオリン、タブラー、インド声楽に加えて、オーストラリアのジェリドー、インドネシアのケチャ、日本の琴、スパニッシュ・ギター、中国の二胡などが共演した曲が散りばめられている。非常に興味深い作品である。


CD名  Magic Touch
邦題  マジック・タッチ
アーティスト名  Nusrat Fateh Ali Khan
邦名  ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン
レーベル  Music Collection International Ltd.
製造年/製造地  2000/EU
購入地  東京 渋谷 タワーレコード

 強力オススメCD。ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンは、おそらくラヴィ・シャンカルに負けないくらい世界的に有名なインド人音楽家。彼はカッワーリーというムスリムの宗教賛歌の歌い手であり、巨匠である。カッワーリーを一言で分かりやすく説明すると、インド版ゴスペルとでも言っていいのだろうか。宗教歌なので、本来はモスクなどで歌われていたのだが、現在は独立した音楽形態としてコンサートも行われている。
 さて、このヌスラットだが、見てのとおり容姿は油ギッシュなおじさんである。ところが、その声はセクシーでコケティッシュなハスキーボイス。そのアンバランスさが魅力的である。もう亡くなってしまったが、その人気は未だ衰えていない。
 ところでこのCDは、実は伝統的なカッワーリーのアルバムではない。カッワーリーに西洋的ダンス・ビートを融合させたような曲で占められている。純粋なカッワーリーももちろん素晴らしいと思うが、こういうのもいいと思う。

CD名  vande mataram
邦題  ---
アーティスト名  A.R.ラフマーン
邦名  ---
レーベル  Sony Music Entertainment(India)
製造年/製造地  1997/USA
購入地  東京 新宿 タワーレコード

 
強力オススメ。A.R.ラフマーンの個人的なCD。インド映画音楽のサントラではなく、純粋な音楽CDである。このCDはインド独立50周年を記念して作られたものらしく、日本で発売されているDVD「ボンベイ」には、タミル語の「Thai Mannai Vanakkam」のプロモーション・ヴェデオが特典として入っている。「vande mataram」とは「母に捧げる」という意味で、つまりは母なる大地、インドに捧げた曲であることが分かる。まさしくインドの大地を彷彿させる、雄大な曲で構成されている。


CD名  LORD SITAR
邦題  ---
アーティスト名  John Hawkins
邦名  ---
レーベル  EMI France
製造年/製造地  1999/フランス
購入地  東京

 謎のアルバム。題名の通り、シタール主体の音楽が11曲入っているのだが、誰が弾いているのかどこにも明記されていない。一応、アレンジやプロデュースはジョン・ホーキンスなる人物がやったようなのだが、彼がシタールを弾いたのかは分からない。
 収録されている曲は、ビートルズの「I am the walrus」「Eleanor Rigby」「Blue Jay Way」や、「Day Dream Believer」などのオールディーズである。これだけなら面白そうなCDだな、と思えるのだが、いかんせんシタールがあまりうまくない。というわけで、クソCDと言わざるをえない。

CD名  indian sitar & world jazz acoustic & remixed tracks
邦題  ---
アーティスト名  mukta
邦名  ---
レーベル  Warner Music France
製造年/製造地  1999/フランス
購入地  東京

 ムクタというグループが出している2枚組のCD。主にジャズとシタールを融合させたような曲が多い。1枚目はアコースティックな融合で、2枚目はクラブ系な融合である。フランスでリリースされているので、このグループもおそらくはフランスで活動しているのだろう。なかなかよいCDである。日本で購入した。

CD名  Om
邦題  ---
アーティスト名  Alisha
邦名  ---
レーベル  EMI Music Arabia
製造年/製造地  1998/EU
購入地  東京

 インド・ポップスの女王らしい。もともとインド映画のプレイバック・シンガーだったみたいだが、歌手として独立してCDも出して、けっこう人気を博したような感じらしい。曲はインドにしては珍しく普通のポップスで、イメージとしては香港のアイドルのCDを聞いてるみたいだ。インドの楽器もそう目立たない。歌詞はヒンディー語だが。
 ヒンディー語の歌というと、どうしても映画音楽が浮かんできてしまうのだが、このアリーシャの歌を聴くと、ヒンディー語もけっこう洗練された響きのある言語だなぁと感じる。日本で購入した。

CD名  elephant sound
邦題  エレファント・サウンド
アーティスト名  indian ropeman
邦名  インディアン・ロープマン
レーベル  Sony Music Entertainment(Japan)
製造年/製造地  1999/日本
購入地  東京 新宿 TSUTAYA

 クラブ・ミュージックっぽいアルバム。インディアン・ロープマンとは、本名をサンジ・センといい、UKエイジアンだそうだ。だが、在英インド人かどうかは分からない。一応シタールが曲作りに使われている。このCDの聴き所と言えば、クリームの「Sunshine of Your Love」のシタール&クラブ・ミュージックアレンジ版が収録されていることだろうか。

CD名  KARMA CLUB
邦題  ---
アーティスト名  Genetic Drugs
邦名  ---
レーベル  Blue Flame Records
製造年/製造地  1998/ドイツ
購入地  東京 渋谷 タワーレコード

 ドイツで発売されたCDらしいが、なんだか意味不明のCD。もしかしてDJの人とかが素材に使うような代物なのかもしれない。大体裏でタブラーやドラムのビートが入り、エレキ・ギターやベースやシタールが即興っぽく動きまくっているような感じだ。時々歌みたいなものも入るが・・・。音のコラージュであろうか。何しろ説明も何もないので、全然詳しいことが分からない。インド的混沌が音に変換されているかのようだ。

CD名  kathak
邦題  ---
アーティスト名  Trilok Gurtu
邦名  ---
レーベル  Times Music
製造年/製造地  1999/インド
購入地  インド ムンバイー Crossroad

 インドのムンバイーで購入したインド製のCD。だから日本では入手困難かもしれない。はっきり言って、いわゆるジャケット買いをした。だから日本に帰るまでは成功か失敗か判別不可能だった。390ルピーしたので、日本円にすれば1200円。インドでは大金である。
 このような賭けをして日本に帰ってきて聴いてみたのだが、可もなく不可もなく、普通に聴けるCDだった。ジャンル分けには困るのだが、ジャズっぽく、ロックっぽく、それでいてシタールなどのインド楽器が参加しているような感じだ。このTrilok Gurtuというアーティストはインド音楽オムニバス・アルバムの「Spirit of IndiaU」にも収録されていたので、けっこう有名なのかもしれない。

CD名  Master Musicians of Jajouka
邦題  邪呪歌(ジャジューカ)
アーティスト名  Talvin Singh
邦名  タルヴィン・シン
レーベル  ユニバーサル・ミュージック
製造年/製造地  2000/日本
購入地  東京 渋谷 タワーレコード

 ジャジューカというのはモロッコに4000年前から伝わる儀式音楽で、最古のロックと言われているらしい。聴いてみたら何となくどこかで聴いたことのあるような、懐かしい感じがした。このジャジューカにテクノ・ビートを融合させたのがこのアルバム。プロデューサーは在英インド人かつテクノ音楽の先駆者、タルヴィン・シン。よって、モロッコとインドとテクノが混ざり合った不思議な音に満ちたアルバムとなっている。

CD名  Weaving My Ancestor's Voices
邦題  ---
アーティスト名  Sheila Chandra
邦名  ---
レーベル  Real World Records
製造年/製造地  1999/オランダ
購入地  東京 中野

 在英インド人シンガー。日本でもたくさんCDが出ているので、有名といっていいのだろう。インド声楽と、最近流行りのヒーリング・ミュージックを足して2で割ったような感じのアルバムである。曲名や歌っていることはインドなのだが、普通に聞いていればただのBGMにも聞こえる。

CD名  Heart of Joy
邦題  ---
アーティスト名  Sangeeta
邦名  ---
レーベル  Keda Records
製造年/製造地  1996/UK
購入地  東京 吉祥寺 Wave

 この人も在英インド人シンガー。曲はインドの映画音楽とあまり変わらない。あまり詳しいことは分からない。

CD名  outside
邦題  ---
アーティスト名  amar
邦名  ---
レーベル  Warner Music UK Ltd.
製造年/製造地  2000/ドイツ
購入地  東京 渋谷 タワーレコード

 インド人とイギリス人のハーフの歌手。だから厳密には在英インド人とは言い切れない。音楽はほとんど普通のポップスみたいな感じだが、ところどころにインドぽいテイストが入る。声の使い方はインド声楽というよりもケルト文化の影響らしい。歌詞は英語とヒンディー語を使い分けている。

CD名  TABLA BEAT SCIENCE
邦題  ---
アーティスト名  TALA MATRIX
邦名  ---
レーベル  Palm Pictures
製造年/製造地  2000/USA
購入地  東京 渋谷 タワーレコード

 ニューヨーク在住のインド人タブラー奏者のアルバム。ひたすらタブラーを早打ちしているような感じのアルバムだ。タブラーが中心なのだが、シンセサイザーっぽい怪しげな音が混ざり合っている。あのタルヴィン・シンやTrilok Gurtuが演奏に加わっている曲もある。

CD名  Drop 7.3
邦題  ---
アーティスト名  MASALA Lucid Dreams
邦名  ---
レーベル  Materiali Sonori
製造年/製造地  2000/イタリア
購入地  東京 新宿 ヴァージン・レコード

 made in Italyということなので、イタリアのグループだろうか?ジャンル分けに困るのだが、一応西洋的なポップスの範疇に入るだろう。しかしタブラーやバーンスリーなどのインド楽器が使われていたりする。写真や名前を見る限りでは、メンバーにインド人はいないような気がするのだが。

CD名  Spirit Room"A RETROSPECTIVE"
邦題  ---
アーティスト名  Jay Uttal
邦名  ---
レーベル  Triloka Records
製造年/製造地  2000/USA
購入地  東京 新宿 ヴァージン・レコード

 インドかぶれのアメリカ人(だと思う)、ジャイ・ウッタルのベスト・アルバム。ヒンディー語やサンスクリット語のマントラを現代的にアレンジして曲にしたりしている。ベスト・アルバムだからかもしれないが、けっこういい感じの曲が多い。

CD名  When I Was Born For The 7th Time
邦題  ボーン・フォー・ザ・セヴンス・タイム
アーティスト名  CornerShop
邦名  コーナーショップ
レーベル  Worner Bros. Records Inc.
製造年/製造地  1997/日本
購入地  東京 新宿 タワーレコード

 強力オススメである。コーナーショップとは在英インド人のバンドである。60年代のサイケデリックな音楽を今でもやっているような感じで、ちょっと時代に逆行しているようなところもあるが、何となく在英インド人という特殊な立場がそれを許しているような感じがする。けっこうビートルズっぽいと言っても過言ではない。今はもう解散してしまったようだ。
 このアルバムは実はコーナーショップの3rdアルバムかつラスト・アルバムだ。3枚の中でもっとも出来がいいと思ったので、一番上に持ってきた。上に述べたとおり、サイケデリックな音楽とシタールなどのインド音楽をミックスさせた不安定な音が持ち味のバンドで、収録されている曲はピンキリなのだが、このアルバムがもっともよくまとまっている。面白いのが15曲目の、ビートルズの名曲「Norwegian Wood(This Bird Has Flown)」のカバー。演奏自体はオリジナルとあまり変わっていないのだが、歌詞がヒンディー語になっている。その無理やり感が逆に微笑ましい。
 その他、1曲目の「Sleep on the Left Side」と11曲目の「Good to be on the Road」が名曲といえるだろう。


CD名  Woman's gotta have it
邦題  ---
アーティスト名  CornerShop
邦名  ---
レーベル  Worner Bros. Records Inc.
製造年/製造地  1995/USA
購入地  東京 新宿 タワーレコード

 コーナーショップの2ndアルバム。先ほど3rdアルバムがもっともよいと書いたが、このアルバムもなかなかよい曲が数曲入っている。でもそれ以外は・・・という感じ。シタールの入り方は相変わらず素晴らしいと思う。ただ、その腕前には疑問符がつく。このコーナーショップのヴォーカルはTjinder Singhという男性なのだが、時々入る女性ヴォーカルが非常にいい味を出している。上のアルバムの11曲目だとか、このアルバムの4曲目「My Dancing Days Are Done」など。
 このアルバムでお気に入りなのは、1曲目の「6 A.M. Jullandar Shere」と10曲目の「7:20 A.M.Jullanar Shere」だ。

CD名  Hold on it hurts
邦題  ---
アーティスト名  CornerShop
邦名  ---
レーベル  Wiiija Music Ltd.
製造年/製造地  1993/カナダ
購入地  東京 新宿 タワーレコード

 コーナーショップの1stアルバム。まだまだ荒削りな感じがする。生粋のロックバンドっぽい音作りをしていることも特徴だろう。7曲目の「Counteraction」みたいなインドっぽい音を前面に押し出している曲がコーナーショップらしくていい。

CD名  K
邦題  K
アーティスト名  Kula Shaker
邦名  クーラ・シェイカー
レーベル  Sony Music Entertainment(Japan)
製造年/製造地  1996/日本
購入地  東京

 強力オススメCD。クーラ・シェイカーはイギリスのイギリス人のよるロック・バンドで、単純に音楽的な才能からいうとコーナーショップよりも断然上だろう。普通のロック・バンドとして十分世間に通用するバンドだ。しかしクーラ・シェイカーが特異な地位を占めているのは、やはりインドの影響を受けた曲を何曲か演奏しているからだ。
 この「K」というアルバムは、クーラ・シェイカーの1stアルバムである。そして個人的にはクーラ・シェイカーの最高傑作である。と言っても彼らはもう解散してしまい、通算2枚しかアルバムを出していないが。このアルバムにはクーラ・シェイカーの全てが詰まっている。
 まず、1曲目の「Hey Dude」。音的には普通のロックだが、ちょっと聴いただけでこのバンドはオアシスなんかを凌ぐほどの実力を持っていることを予感させる。そして4曲目の「Govinda」。インドのマントラをロックにした曲だ。これがかっこいい。と思っていると、8曲目の「Sleepig jiva」。なんとシタールの独奏である。この妖艶な調べに、普通の人ならばここでドップリとクーラ・シェイカーのファンとなってしまう。それから9曲目の「Tattva」へスムーズにつながっていく。この曲もマントラのようなロックだ。アルバムを聴き終える頃には、すっかりクーラ・シェイカーにはまってしまっていることは請け合いである。超オススメ。

CD名  Peasants, Pigs, & Astronauts
邦題  ペザンツ、ピッグス&アストロノウツ
アーティスト名  Kula Shaker
邦名  クーラ・シェイカー
レーベル  Sony Music Entertainment(Japan)
製造年/製造地  1999/日本
購入地  東京

 クーラ・シェイカーの2ndアルバム。まずはバリバリのロックから始まるのは前作「K」といっしょである。そしてやはり4曲目にインドっぽい曲が来る。「Radhe Radhe」だ。これが素晴らしい。やはりインドを感じさせる曲が優れている。インド音楽とロックを融合させたら、クーラ・シェイカーの右に出る者はいない。バグ・パイプを使った6曲目の「Shower Your Love」もいい感じだ。9曲目の「Timeworm」は歌詞がインドの輪廻転生思想を歌っているような曲で深い。そして最後の12曲目の「Namami Nanda-Nandana」は平安にあふれた最高の曲。全体的なエネルギーは「K」の方が優れているが、十分オススメのCDである。


CD名  Hey Dude
邦題  ヘイ・デュード
アーティスト名  Kula Shaker
邦名  クーラ・シェイカー
レーベル  Sony Music Entertainment(Japan)
製造年/製造地  1996/日本
購入地  東京

 アルバム「K」からのシングルカット。「Hey Dude」の他に「Tattva」のライヴ・ヴァージョンが入っていたり、マハーバーラタの朗読なんていうぶっ飛んだことをやっていたりする。でも、特にわざわざ買うほどのものでもない。ジャケットと同じ絵の小さなポスターが入っている。

CD名  SHOWER YOUR LOVE
邦題  シャワー・ユア・ラヴ
アーティスト名  Kula Shaker
邦名  クーラ・シェイカー
レーベル  Sony Music Entertainment(Japan)
製造年/製造地  1999/日本
購入地  東京

 アルバム「Peasants, Pigs & Astronauts」からのシングルカット。はっきり言って、取り立てて取り上げるべきものもなく、あまり買う価値のないCDである。

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