Holy India Empire
神聖インド帝国シヴァの街パールヴァティーの家>パールヴァティーと話す
  パールヴァティーと話す Shiva City






パールヴァティーの顔




 そうだ、せっかくわざわざいらっしゃったんだから、なんでシヴァに第三の眼ができたかを教えてあげましょうか?この話はこのシヴァの街の住民も知らないとっておきの話よ。私しか知らないんだから。
 

第三の眼

シヴァに第三の眼が生じた理由
 もちろんシヴァに第三の眼がなかった頃の話よ。シヴァっていつも山の中で瞑想してるでしょ?昔からああなのよ。何が楽しいのかよく分からないけど、とにかく山の中で苦行の毎日を送ってるのよ。私は退屈だから、ある日ちょっとシヴァにイタズラしてみようと思ったの。シヴァに気付かれないようにそ〜っと後ろから忍び寄って行って、シヴァの両目を両手で隠して「だ〜れだ?」ってしたの。みんなよくやるでしょ?こういう遊び。神様だって同じなのよ。でも、やっぱり神様には安易にこういう遊びはやらない方がいいわね。シヴァの眼を覆った瞬間、宇宙の動きが止まってしまって、太陽は輝きを失って、世界が真っ暗になっちゃったの。ほんのイタズラだったんだけど、私のせいで世界が危機に陥っちゃったのよ。私はシヴァの眼を覆っただけなのに、何で世界が真っ暗になるのかよく分からなかったけど、あまりにびっくりしてシヴァの眼を覆った両手をどけるのも忘れてたの。そうしたら、シヴァのおでこが裂けて第三の眼が出現したの!そうしてその眼が見開いて、世界は元通り光を取り戻したの。シヴァの眼と世界とがこんな深い関係を持ってたなんて知らなかったけど、とにかくシヴァに第三の眼ができたのは、実は私のイタズラのせいなのよ。あんまりここの住民には言わないでおいてね。なんか恥かしいから。

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