ブッダが覚りを開いた後、最初に説法したのがこのサールナート。かつて九行を共にした5人の修行者と、森に住む鹿たちがその説法を聞いたという。仏教4大聖地のひとつ。この写真はダメーク・ストゥーパ。6世紀に作られた。
紀元前3世紀頃マウリヤ朝を治めたアショーカ王は仏教に帰依し、各地に石柱を立てた。その中でももっとも有名なのが、ここサールナートの石柱。三頭のライオンが背中合わせになっており、現在インドの国章にもなっている。