スワスティカ 身毒企画 スワスティカ
装飾上
インドの習慣
装飾下

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

挨拶の種類
ナマステー インドのもっとも一般的な挨拶。胸の前で両手を合わせて言う。「あなたにお辞儀をします」という意味。24時間いつでも使える上に、会ったとき、別れるとき両方に用いられる。
ナマスカール
ダンニャワード 「ありがとうございます」に当たる感謝の言葉。しかし重い言葉なので乱用は避けるべきで、本当に感謝したいときのみに使うべし。「ありがとう」の安売りはインドでは歓迎されない。ちょっとしたことに対しては首を傾けるか、英語の「Thank You」でいい。
フィル・ミレーンゲー 「さようなら」に当たる言葉。「また会いましょう」という意味。
アッサラーム・アライクム ムスリムに対する挨拶。ナマステーなどでも問題ないが、こちらを使う方が好感度アップ。「あなたに平安を」という意味。「アッサラーム・アライクム」と言われたら「ワライクム・サラーム」(そしてあなたにも平安を)と返す。
アーダーブ・アルズ ムスリムに対する挨拶。デリーではあまり聞いたことがない。
シュクリアーン 「ありがとうございます」に当たる感謝の言葉。もともとムスリム同士の挨拶だが、ヒンドゥーの人に使っても問題はない。
クダー・ハーフィズ 「さようなら」に当たる言葉。ムスリムが使う。インドではあまり一般的ではないと思う。「神があなたを護りますように」という意味。
サト・スリ・アカール スィク教徒への挨拶。会ったとき、別れるとき、どちらも使える。スィク教徒に使うと喜んでくれる。
プラナーム 非常に固いヒンドゥー教の挨拶。弟子から師匠、子から親など、敬うべき相手に使う。もともと五体投地して相手の足に頭をつける動作を言う。今でも尊敬する人に会ったときは相手の前でかがんで右手で足を触り、自分の額にその右手を持って行く動作をよく見る。
ペール・ラギン 北インドの農村部で使われている挨拶。尊敬すべき人に対して使う。「あなたの足に触ります」という意味。
パーヤン・ラーグーン
ラーム・ラーム 「ナマステー」などの挨拶が作られる前は、神様の名前で挨拶するのが一般的だった。今でも農村部では左記のような神様の名前で挨拶を交わすことが多い。
シヴ・シヴ
ハレー・クリシュナ
ラーデー・ラーデー


ジェスチャー(言語外言語)の種類
首を横に傾ける 「イエス」「OK」の意味、または相槌になる。1回横に振ったときは軽く「OK」という感じ。何回も左右に振るときは目上の人に対しての場合が多い。日本人が見ると「さあ?」と言っているように見えるので注意。
小指を立てる 「トイレに行きたい」「トイレに行ってくる」という意味。日本では「恋人」の意味になるが、インドでは変な意味はない。
人差し指を立てる(手の平は相手側) 「エーク・ミニット(1分)」の意味で、「ちょっと待て」を表す。
手の平を自分側にクルッと回転させて人差し指と親指を立てる 「何?」「どうした?」の意味。
前歯の間で「シッ」 日本人が猫や犬などを追い払うときに使う「シッ、シッ」に似た音。意味は全く逆で、「おい」とか「こっちに来い」というような注意を促す動作。
手の平を上に向け、親指と人差し指、中指を擦り合わせる 「お金」という意味。「お金をくれ」とか「いくらだ?」とか、お金に関する話をする際、表立ってお金の話をするのがはばかれるときによく使われる。
両手で自分の両耳の耳たぶをつまむ 「ごめんなさい」「反省してます」という意味。
片手を頭の上に乗せる どちらも「私の言葉に偽りはありません」「神様に誓います」という意味。
片手で喉をつまむ
前歯の辺りで「チッ」と舌打ちする 相手の会話に相槌するときに使う。デリー、ハリヤーナー限定のジェスチャーらしい。
奥歯の辺りで「チッ」と舌打ちする 「違う」「ノー」の意味。上のジェスチャーと使い分けが難しい。これもデリー周辺限定らしい。


タブー
◆ランプの火を口で吹き消してはいけない。
◆ランプからタバコの火を点けてはいけない。
家の中 ◆靴を裏返しにして置いてはいけない。
◆片足だけ靴を履いて7歩以上歩いてはいけない。
◆北に頭を向けて寝てはいけない。
◆玄関の敷居をまたいで物を受け取ってはいけない。
◆水を飲みながら敷居をまたいだり階段をのぼったりしてはいけない。
◆家の中で口笛を吹いてはいけない。
◆日が沈んだ後は掃除をしてはならない。
◆日没後は家から針を外に持ち出してはならない。
◆針の先を上に向けて持ってはならない。
人間 ◆目を細める人は信用されない。
◆灰色の目をしている人は信用されない。
◆赤茶色の髭を生やしている人は信用されない。
女性 ◆女性は口笛を吹いてはいけない。
◆女性は夫の名前を呼んではいけない。
◆女性は手首のバングルを壊してはいけない。
◆女性はカボチャを切ってはいけない。
◆女性は朝、髪をクシでとかなければならない。
◆女性は立って髪をクシでといてはならない。
◆女性が入浴しているところや食事をしているところを覗き見てはいけない。


ヒンドゥー教徒の一週間
日曜日 ◆太陽神スーリヤの日。
◆太陽を祀るのに適した日。
◆塩を摂取してはならない。
◆肉を食べてはいけない。
月曜日 ◆破壊神シヴァの日。
◆未婚の女性はいい夫が得られるように寺院へ参拝する。
◆子供が床屋へ行って髪を切るのはよくない日。
◆バナナの木を切り倒してはならない。
火曜日 ◆ハヌマーンの日。
◆髪を切ったりヒゲを剃ったりしてはならない。
◆肉を食べてはならない。
◆初対面の人を訪ねてはならない。
◆新しい服を買ったり着たりしてはならない。
◆マスタード・オイルを食卓に出してはならない。
◆病人のお見舞いをしてはならない。
◆女性は家にいなければならない。
◆女性がオイル・マッサージをする日。
水曜日 ◆象頭神ガネーシャの日。
◆商人はお金を貸してはならない。
◆医者に行くのに適した日。
◆家の中に卵や肉を入れてはならない。
◆男性がオイル・マッサージをする日。
木曜日 ◆守護神ヴィシュヌの日。
◆洗濯屋に洗濯物を出してはいけない。
◆炒飯を食べてはならない。
金曜日 ◆女神の日。特にサントーシーの日。一説によると金曜日に女神を祀るというのは、金曜日だけ空白だったので後からでっちあげられたらしい。
◆西に向かって旅行に出てはならない。
◆病人のお見舞いをしてはならない。
◆女性は家にいなければならない。
◆女性がオイル・マッサージをする日。
土曜日 ◆土星の神にして不吉な神シャニの日。
◆鉄でできたものや黒いものを買ってはいけない。
◆炒飯を食べるのに適した日。
◆新しい服を買ったり着てはならない。
◆男性がオイル・マッサージをする日。


数字に関する習慣
◆インドで発見された数字。
◆空虚・完全無欠を示し、吉兆の印。女性が額に付けるビンディーの形でもある。
◆3人で旅行したり行事を行ったりしてはならない。
◆一度に3枚のローティーを食べてはならない。
◆社会の規範を表す。
◆4つのヴェーダ、4つの方角、4つのカースト。
◆人間は5つの要素でできている。土、水、火、空、風。
◆主要な神様は5人。バグヴァティー(ドゥルガー・カーリー)、ガネーシャ、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ。
◆人間の5つの悪徳は、欲望、憎悪、傲慢、貪欲、執着。
◆5つの金属を合わせたものは身体によい。
◆7つの世界、7つの大陸、7つの海、7つの惑星、7つの音階など。
◆結婚式のとき、新郎新婦は火の周りを7回周って7つの誓いを立てる。
◆7つのローティーを焼いてはならない。
◆7皿のご飯を出してはならない。
11 ◆徒歩という意味。「ナンバー11のバスで来た」と言えば「徒歩で来た」という意味になるそうだ。
105 ◆吉祥な数字。
108 ◆吉祥な数字。
◆蓮の花の花びらの数。
◆煩悩の数。
420 ◆「詐欺師」という意味。なぜならインドの刑法IPC(Indian Penal Code)の420条が詐称に関する条文だからだ。
◆基本的に奇数はよい数字とされる。寺院に寄付をするときなども20ルピーなどのきりのいい数字ではなく、必ず21ルピーというように1ルピーを加えて寄付する。結婚式の贈り物などにも当てはまる。

◆ラッキー・ナンバーは誕生日の数字を足した数字。11日生まれだったら1+1=2がラッキー・ナンバー、25日だったら2+5=7がラッキー・ナンバー。

*** Copyright (C) Arukakat All Rights Reserved ***